設備容量関連のポイント

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ポイント

店舗を開業するための物件探しをしようとする時、多くの方は人気駅の好立地、広い間取り、1階店舗、安い賃料を希望する事でしょう。
しかし、全てを満たしている物件を探し当てる事は、ほぼ不可能なのが現状です。
そこで、良い物件を選ぶためのポイントをご紹介します。

是非、参考にして下さい。

電気容量

店舗部分の容量が不足している場合は、ビル全体の自家発電(キューピクル)から幹線の引き直し、自家発電自体の容量が不足している場合は、自家発電の交換が必要となります。
いずれも多額な費用が発生致します。
又、1階店舗の場合は電柱から直接引き込みが可能の場合もあります。

ガス容量

ビル自体の容量が不足している場合は、ビル全体のガス管を引き直しが必要です。
工事中はビル全体のガスが使用できなくなる為、他のテナントとの調整、ガス管の経路、工事日数の確認が必要です。

給水

店舗使用の場合は、業種にもよりますが、15ミリ以上の配管が必要です。
又、水道管が受水槽経由の場合は、1年以内の水質検査表が必要になります。

排水

地下店舗の場合は排水ポンプが設置されていることが多く、メンテナンス費用負担の発生を予め確認が必要です。

排気経路

開業後、近隣又は上階テナントから一番トラブルが多いのが臭いの問題です。
屋上まで排気ダクトを上げることが無難ですが、費用も多額に発生する為、貸主とも必要性の入念な確認が必要です 。

空調機

空調機設置済みの際は、メンテナンス費用を貸主借主いずれが負担するか確認が必要です。
また、屋外機を屋上へ設置する場合は、設置場所及び冷媒管経路の確認が必要です。

看板掲載・入り口使用範囲

入り口はお店の「顔」です。
契約締結前に看板掲載・入り口部分の使用可能範囲を貸主と打ち合わせることが必要です。

ゴミ置き場

予めゴミ置き場の有無、廃棄方法を確認が必要です。
ビルによりゴミ廃棄業者が指定される場合があります。

造作譲渡の設備

造作譲渡設備は、当然厨房、空調、排気等諸設備一式の確認が必要です。
引渡し後故障箇所が発覚しても費用請求はできない契約書が一般的です。

その他に売却対象物品を一覧表にし、売却物品を明確にすること。
リース物品、貸与物品の取り扱いを明確にすることが重要です。
必ずリストの検品と機能検査を引き渡し前に行わなくてはなりません。
冷えない冷蔵庫や動かないエアコンを買い取ったという例が実際に見受けられますので確認は必ず必要です。

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