美容師の方で、「いつかは自分のお店を持ちたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。今回はそんな方に向けて、開業する際に心得ておきたいポイントをご紹介します。

開業前に、物件の内装などをしっかり確認することで、スムーズに自分のお店をオープンすることができるかもしれませんので、ぜひご確認ください!

美容室は内装がポイント!開業の際に必要な心得とは?

美容室は、内装を充実させることが非常に重要なポイントです。まずは天井の高さは適切か、床上げすることは可能なのかなどを、しっかりと確かめる必要があります。

また、美容室の場合は、髪の毛などを流すので配管の口径のチェックも大切ですし、壁に穴をあけることが出来るかを事前にオーナーに確認することも、面倒なトラブルを避けるために大切なポイントですね。

さらにはお客様が受付、セット面、シャンプー台を行き来するレイアウトイメージを持って、物件の内装を確認することもおすすめします。

ついに美容室開業!整えておくべき設備とは?

つづいて、自分の美容室を開業することが決まった後に、整えておきたい重要な設備を4つご紹介します。

<給排水設備>

水が蛇口から出て来るまで、あるいは水が排水されてからの配管設備の事を給排水設備と言います。こちらの確認が不十分ですと、シャワーの出が悪くなったり、排水が上手くいかず、つまりの原因になったりする恐れがあります。

<ガス設備>

ガス周りのメンテナンスが不十分ですと、お湯の温度が思い通りにコントロールできなくなることが懸念されます。お湯を出す為の施設として、給湯設備が必要ですが、ガス給湯器・灯油給湯・電気給湯など物件により施工出来る!?出来ない!?がありますので、その点の確認も大切です。

お客様にシャンプーをする際に、適切な温度のシャワーが出ないといった重大な問題を避けるためにも、必ず確認をしていただければと思います。

<電気・空調設備>

どこにコンセントがあり、どのくらいの容量があるかなどを確認しておかなければ、必要な備品を配置するのに苦労してしまいます。また、お客様に快適な時間を過ごしてもらうためにも、空調などの確認は怠らないようにしたほうが良いかと思いますので、電灯・動力の容量なども確認をしましょう。

<吸排気・防災設備>

美容室を開業する際には、保健所への届け出が必要になります。保健所が必ず確認するのが、吸排気・防災設備になりますので、開業を認可されるためには物件を選ぶ際に必ず確認しておきましょう。

まとめ

美容室開業を考えている方は、事前に内装の確認を十分に行う必要があります。せっかく自分のお店を構えることができても、トラブルが起きてしまっては元も子もありません。お客様の満足度を向上させるためにも、安全に店舗運営するためにも、入念な下調べを怠らないようにしていただければと思います。

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