オフィスに緑の植物を取り入れると、働く人にリラックス効果を与えたり、パソコン画面作業で疲れた目を休めたりする効果があるそう。
その効果を期待して、人工芝生を導入するオフィスが増えてきたことをご存知でしょうか。
そこで今回は、人工芝生についてとオフィスに導入するメリット・デメリットをご紹介します。
オフィスでも人気!人工芝生とは
そもそも人工芝とは、天然のものに見えるよう、合成樹脂(プラスチック)で作られた芝生です。
野球場やサッカー場、ゴルフ場や庭の一部などで目にしたことがある方も多いでしょう。
近年、需要が広がる中で、ただ緑一色だけではなくなっています。
茶系の枯れた芝が交ざっている人工芝生など、長さも色もさまざまで天然芝生にも近い商品が増えています。
天然芝生は冬になれば茶色く枯れますが、人工芝生はもちろん年中青々としており、長さも変わらないので芝刈りの必要がありません。
プラスチックは劣化するため、種類にもよりますが10年ほど経ったら交換を視野に入れたほうがよいでしょう。
オフィスに導入する人工芝生のメリット・デメリット
では、オフィスに人工芝を導入するメリットとはなんでしょうか。
1つ目は、緑という自然の色が持つ力で、疲れた目や心を癒してくれるというメリットです。
目に優しいというだけではなく、人工芝生の上で靴を脱いで歩くように設計し、足裏に心地よい刺激を得ることで、よりリラックス効果を高めているオフィスもあります。
また、バランスボールやクッションなどを置き、リラックススペースとして使用するだけでなく、執務スペースの床を人工芝にしているオフィスもあるんですよ。
2つ目のメリットとは、天然芝に比べて手入れがとても楽ということです。
天然の芝生は、年3回ほど肥料をまき、芝の伸びる夏の時期は、1か月に1~2回芝刈りをする必要があります。
雑草も生えてきますから、手入れにも時間がかかってしまいます。
一方の人工芝は、初期費用は天然のものよりかかるものの、芝生メンテナンスに時間も費用もかかりません。
3つ目のメリットとは、導入が簡単ということです。
ホームセンターなどに行くと、驚くほどたくさんの種類が売られています。
パネルやシートなど形状もさまざまなので、導入スペースにあわせて選ぶことができます。
自分たちでDIYすることも可能ですが、業者に依頼すれば、より天然芝に近い、継ぎ目のない加工をしてもらえますよ。
ただ、1点人工芝生のデメリットをあげるとすれば、掃除がしにくいということです。
草や下地の間に落ちたほこりやゴミをとるのは苦労しますし、水分をこぼすともっと大変です。
人工芝の上では飲食を避けるなど、注意することをおすすめします。
まとめ
リラックス効果を得ながらも、手入れが少なく済むのが人工の芝生。
ホームセンターなどの身近な場所で手に入りますから、まずは試してみるのはいかがでしょうか。
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